2026年09月19日
先日、職員を対象とした福島市のふくしま障がい者虐待防止センターの方を講師にお迎えして、虐待防止研修を受けました。 虐待と言うと、身体的な暴力をイメージしがちですが、今回の研修を通して、日々の何気ない言葉や関わり方の中にも、不適切な支援につながるものがあることを改めて学びました。 例えば… お子さんの名前を呼ぶ時の呼び方についても、その一つです。 親しみを込めているつもりでも、お子さんを呼び捨てにすることは、支援者と子どもという関係の中では適切とは言えない場合があります。 一人の人として尊重し、安心して過ごせる環境をつくるためにも、名前の呼び方や言葉遣いを職員一人ひとりが意識することが大切であると再確認できました。
また、お子さんの所謂「困った行動」への対応についても考えました。 お子さんが大きな声を出したり、気持ちをうまく表現できなかったり、課題に取り組めなかったりしたとき、必要に応じてその行動に反応しないという対応をすることがあります。 しかし、「その行動には反応しない」ことと、「そのお子さん自身を無視する」ことは全くの別物です。 お子さんが困っている時、不安でサインを出している時に声をかけず、その場にいること自体を無視したり、長時間放置したりすることは、適切な支援とは言えません。 お子さんのその行動の背景には、「困っている」「どうしたらいいのか分からない」「気持ちをうまく言葉にできないけれど、本当は伝えたい」…などお子さんなりの理由があるのかもしれません。 だからこそ、目の前の行動を見るだけでなく、「なぜこの行動をしているのだろう?」「どうしたらここから一歩進めるだろうか?」とお子さんの気持ちや背景を考えることがとても大切です。
そして、職員同士声をかけあう、ヘルプを求める…それができる関係性作りも非常に重要なのだと感じます。 人は誰しも間違えます。 長年の経験があっても、目の前にいるのは一人ひとり違うお子さんです。経験を過信することなく、職員のお子さんに対する見立てが合っているのか、職員同士で話をすることが必要とされます。 「いつものこと」「悪気はないから」と見過ごしてしまわず、職員同士でも気が付いたことを伝えあいながら、お子さんが安心して過ごせる事業所づくりをしていきたいと思います。